技術部長の挨拶
九州工業大学技術部は、約5年の施行期間などを経て、平成21年11月に発足しました。当初、4系8班体制でスタートした技術部組織は、平成25年4月の組織改革により、技術の専門性により機械建設、電気情報、物質、工作系の4班体制に再編しました。また、平成26年4月に工学部技術職員専用の部屋ができ、平成27年4月には戸畑・若松キャンパス技術部が設置されました。当初は学科・研究室などへの教育支援業務が中心でしたが、現在では工学部全体の委員会・作業部会活動、地域貢献活動、業務支援、技術アドバプを新たに編成することにより、多様な大学ニーズに対し横断的な支援を行う組織へと進化を続けております。最近では、情報工学部と工学部間の技術交流や異業種の交流などメンバーのスキルアップに繋がる方策についての検討も始めております。
また、新型コロナウイルスの拡大に伴い、在宅勤務を含めた新たな働き方、技術研鑽の仕方について様々な検討を行っております。先端研究を推進する教育職員の最良のパートナーとなるよう、高い技術力を体得するための研鑽方法について議論を続けていきたいと考えております。
今後も時代に合わせて戸畑・若松キャンパス技術部が大学および社会に何を貢献できるのか日々研鑽してまいります。また、業務実績の可視化やデータベース化、さらには業務遂行効率の改善なども含めた組織改革を継続します。
平成27年度から第三期中期目標・中期計画期間も残すところ2年となり、グローバル化がさらに加速しています。教育職員・ 技術職員・事務職員がお互いに協力して、その境界線上の仕事を話し合い実施していくことで、本学から真に世界で活躍できる高度技術者を数多く輩出できることを期待します。
終わりに、九州工業大学戸畑・若松キャンパス技術部に対して、今後とも皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。
戸畑・若松キャンパス技術部
技術部長 横野 照尚